住宅は売れない時代になってきている

マンションは管理費がかかる

どのような物件であっても、賃貸であれば家賃を下げていけくと、借り手がつくようになります。
しかしこれが分譲マンションとなると話は別であり、売れないから売値を下げるということを行なっても、なかなか買い手がつかないということもあります。

たとえば神戸にある駅から10分以内の好立地の超高級マンションは、バブル時代に建てられました。
現在中古として売られていますが、80平方メートルの間取りの物件で、1,000万円価格で売りに出されています。
近くにある築40年の団地の物件の売値が600万円ほどなので、如何に安い値段にしているかわかります。
これほど安いにもかかわらず売れないのは、入居するとかかる管理費や将来の修繕積み立て費などが、月額10万円ほどになるからです。

ただで引き取って欲しい物件

しかし上記で紹介したマンションは、立地も良く売値は割安なので、広告などを打って営業すると買い手はつくかもしれません。
さらに酷い状況になっているのが、バブル期に開発された中心部から1時間や2時間離れた場所にあるニュータウンのマンションです。

値段や土地価格が下がり買いやすくなったと言う声もありますが、多くは空き家が増えています。
すでにバスサービスが無くなり孤立したところもあり、さらにバブル期に入居した人が高齢化して、物件も入居者全体も高齢化により、買い手がいない状況です。

中古の一戸建てにしても同じく、すでに年数が経ち交通の不便なところにある物件はなかなか買い手が付きません。
さらに売り手の状況もあり、売るにはリフォームが必要な物件は、数百万円の費用が必要であり、そのお金をかけても元が取れるかどうかリスクが多く、持っているだけで固定資産税がかかるので、ただでも引き取って欲しいという物件もあります。

良い条件の物件を買う

日本で不動産を所有するとなると、年数とともに建物の価値は下がるということを考えないとなりません。
安いから買うというのは、今の時代は間違いであり、安いなりの理由があります。

・相続関係で揉めている物件
・道路条件が悪い
・心理的瑕疵物件

たとえば上記のような理由があり、ただでさえ価値が下がり安くなっている物件が、購入後は更に価値が下がり、処分したくなっても売れずに、コストばかりかかることになります。
ただ日本は少子化になっていますが、すべての地域が無人化して過疎になるわけでなく、不動産の需要は続きます。
購入するとなると将来的に、立地などの条件が悪くならない、需要のあるような場所の物件を購入すべきです。
不動産の土地でも建物でも、車のように買っても必要なくなったので廃棄する、という風に簡単にはいかないことを理解しておかないとなりません。