残代金の支払いと物件引渡しの際の注意点

残代金

住宅の引き渡し

売買契約が締結されたら、次に行うことになるのが「購入代金の残代金の支払い」です。
この支払が行なわれたことによって契約は完遂したこととなり、購入した住宅の引き渡しが行われることになります。
一般的にはこの時点で「鍵」を引き渡されることとなり、自分の住居として利用することができるようになるわけです。
そこでここでは、この支払と引き渡しを行う際に確認しておきたいポイントを紹介します。

引き渡しを受けたら、最初にやるべきなのが、住宅の各種施設の確認です。
付帯している設備の全ての動作が問題なくできることを確認しておきましょう。
また、備え付けの家具などがある場合についてはその裏がどうなっているか、というようなことについてもしっかり確認をしておきます。
この時点で何か問題が発生した場合については、不動産業者ないしは売り主に対して説明と修正を要求する必要があります。

この修正要求は、引き渡し完了から7日以内に行う必要があります。
7日以内に行われた場合については、売り主が設備の修復範囲の記載にもとづき、修復を行うことが義務付けられています。

同時履行のルール

もう一つ知っておきたい言葉として「同時履行の抗弁権」というものがあります。
法律用語であるため聞き慣れない人も多いかと思いますが、これは不動産取引において相手の義務が履行されていないという場合について、自分の義務を履行しないことでもって「抗弁」をする権利のことを言います。
例えば前述の修復が行われない場合、代金の支払いを止める、というような形で抗弁を行うことができるようになっています。
また、引き渡しが日程通り行なわれないような場合についても、引き渡しが完了するまでは支払いを停止することができます。